1. お祭りの屋台 | ||
夕方、キム・ハヌルと会社の後輩のてつやが祭りを見に来ている。
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キム: すごい人だね。それに、おいしそうな匂いだ。
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てつや: ええ。出店の匂いには、縁日ならではの雰囲気がありますよね。
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キム:そうだね。’たこ焼き’とか、’バナナチョコ’とか、’金魚すくい‘とか、 いろんな店が出てるねえ。
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あれ? あの’ばそきや’って書いてあるの、なに屋さん?
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てつや: え? ああ、あれは’やきそば’です。右から読むんです。
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キム: 本当だ。のれんの前側は’やきそば’って書いてある。横は逆から書くんだ。
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てつや: おもしろいですよね。気づきませんでした。 キムさんは、お祭りの屋台は好きですか。
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キム: ああ。韓国の夜市も、やっぱりこういうお祭りっぽい雰囲気があっていいよ。
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てつや: ヨイチ? | ||
キム: うん、夜の市場。
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てつや: ああ、夜市。韓国にもあるんですね。
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キム: ああ、最近増えてきた。市場のアーケード街とかで、 夕方から屋台や露店を出して、 観光地っぽい
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感じにしてて。 プサンに有名な夜市があるんだって。 名前はちょっと思い出せないけど。
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てつや: へえ、行ってみたいですね。
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屋台 | やたい | 포장마차 |
出店 | でみせ | 길가에 임시로 낸 가게. 노점 = 露店、’しゅってん’으로 읽으면 ‘새로 가게를 냄, 출점’ |
縁日 | えんにち | 잿날, 신불(神佛)을 공양하고 재를 올리는 날 |
雰囲気 | ふんいき | 분위기 |
たこやき | 다코야키, 문어를 넣은 빵 | |
金魚すくい | きんぎょすくい | 금붕어 뜨기 |
やきそば | 야키소바 | |
夜市 | よいち | 야시장 |
のれん | 포렴, 상점 입구의 처마 끝이나 점두에 치는 막. | |
露店 | ろてん | 노점 |
アーケード街 | アーケードがい | 아케이드 거리 |
∼てある 〜아/어 져 있다 접속 他動詞 + てある 누군가가 한 행위에 따른 결과의 잔존 상태(결과 상태)
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자동사+ている’ 동작주의 존재가 내포되어 있지 않고 동사의 행위에도 의도성이 없다
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∼てくる 아/어 나다. <이동시의 기능>, <계속>, <출현>. ‘변화가 생김’
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1. ならでは ~이/가 아니고서는 없는, ~만이 가지고 있는
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[비] 特有の、でなければできない
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-‘前向きに検討します’のような曖昧な表現は日本語ならではの表現と言える。
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-当店ならではのすばらしい料理をお楽しみください。
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-自分に合った入浴法で、サウナならではの効果を得ることができます。
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2. ‘は'(주제 제시)と’が'(주어, 주격 조사)
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-出店の匂いには、縁日ならではの雰囲気がありますよね。
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-江戸時代には、屋台での料理の販売が一般的であったことが知られています。
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-春は桜がきれいだ。
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3. ~んだ ~(한/인) 것이다, 거다. (아 그렇구나 – 발견 감탄)
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[접속] N, Na +な / A -い / V -る +んだ
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-ああ、あれは’やきそば’です。右から読むんです。<설명>
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-横は逆から書くんだ。<발견>
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-韓国にもあるんですね。<발견>
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4. ~っぽい 1) ∼같다, ~인 경향이 있다. 2) 곧 잘 ~한다
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[접속] 명사 / イ형용사 어간 / 동사 ます형 + っぽい
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[비] ∼のように感じる/見える, ∼が多いと感じる
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-あの子はまだ小学生なのに、とても大人(おとな)っぽい。
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-この料理は油(あぶら)っぽくて、ちょっと健康によくなさそう。
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飽きる”怒る”忘れる’와 같이 사람의 성격,기질 동사 ます형에 접속 그런 성격,기질이 강함
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-彼は怒りっぽいから、みんなから嫌われている。
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-あの人は忘れっぽくて困る。
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から: 주관적, 화자의 기분이나 감정, 뒤에 의뢰,의지,희망,명령
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ので: 인과・사실관계가 객관적 사태나 상황을 설명. から보다 공손한 인상
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屋台の魅力 | ||
屋台というのは、移動が可能で、主に屋根が付いている店のことを言います。
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世界各地で見ることができますが、ここでは日本の屋台を見てみましょう。
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江戸時代には、屋台での料理の販売が一般的であったことが知られています。
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天ぷら、そば、すし、おでんなど、現代でいえば、ファストフードのようなものが売られていました。
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屋台と意味の似ている単語に、露店があります。露店は、主に屋根の付いていない店を言います。
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しかし、実際には、屋台と露店との違いは、あまりはっきりしていません。
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また、出店という言葉もあります。これは、屋台や露店を含めて、
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道に売り台を出して物を売る店のことを言います。
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屋台は、お祭りや縁日だけでなく、フリーマーケットでも見ることができます。
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また、街角でも、単独で営業しているラーメン屋の屋台などをよく見かけます。
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いずれにしても、どこか開放的な雰囲気は、屋台の魅力のひとつです。
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魅力(みりょく) 매력
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屋根(やね) 지붕 | ||
販売(はんばい) 판매
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主に(おもに) <副> 주로 [비] 主(しゅ)として, 大部分(だいぶぶん)
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似る(にる) <2類> 닮다
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含め (ふくむ) | ||
フリーマーケット 벼룩시장, 프리마켓
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街角(まちかど) 길모퉁이
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営業する(えいぎょうする)<3類> 영업하다
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いずれにしても 어쨌든, 그나저나
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開放的(かいほうてき)개방적
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2. 焼肉 | ||
キム・ハヌルは磯辺部長といっしょに大阪で焼肉を食べている。部長は大阪出身。
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部長 : 日本の焼肉、口に合う?
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キム : ええ、とっても。お肉も柔らかいし、たれもいい味ですね。
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部長 : 韓国とは味が違うと思うけど。
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キム : ええ、こういう感じのたれにつけるのは、日本風ですね。 お肉の柔らかさと、
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たれのはっきりした味のコントラストが、日本らしくておいしいです。
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部長 : なるほど。 | ||
キム : ところで、あのメニューに書いてある’ホルモン’って、何ですか。
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部長 : ああ、あれは’モツ’のこと。’牛ホルモン’っていうのは、牛のモツ。
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キム : はあ…… | ||
部長 : 何で’ホルモン’っていうか、知ってる?
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キム : さあ…… | ||
部長 : 大阪では、もともと内臓とかは “捨てるもの„だから ‘放るもん’って言ってたんだけど、
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それを’スタミナ料理’を意味する ‘ホルモン’って言って売ったら、ヒットしたんだって。
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キム : へえ、そうなんですか。面白いですね。
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部長 : 大阪の人なら、みんな知ってるよ。
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キム : へえ。一つとってみませんか。
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部長 : そうしようか。
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口に合う | 입에 맞다 | |
たれ | 소스, 양념장 | |
つける | 付(漬)ける | <2類> (액체)에 담그다, 찍다 |
日本らしくて | 일본답고 | |
コントラスト | 콘트라스트(contrast). 대조, 대비 | |
モツ | 곱창, 내장. =臓物(ぞうもつ). ‘もつ鍋(なべ)’곱창전골 | |
もともと | 본래, 원래. [비] もとから, 初めから | |
内臓 | ないぞう | 내장 |
捨てる | すてる | |
放る | ほう(-)る | <1類> 던지다. 放っておく내버려 두다. 赤ちゃんが泣いても放っておく。 |
スタミナ料理 | スタミナりょうり | 스태미나요리, 보양식 |
ヒットする | <3類> 히트하다 | |
1. のは∼だ (하는/인) 것은 ∼이다. 후행절의 내용을 강조
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2. ~において ~에 있어서. 連語(れんご) 장소나 시대, 상황적 배경. 뒤에 명사가 올 때는 ~における+N
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– その時代において、女性が学問を学ぶのは珍しいことであった。
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– 車内における携帯電話のご利用はご遠慮ください。
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3. ~にともなって ~하면서, ~에 따라서. 어떤 상황이 변화하면 그에 따라 다른 상황도 변화. 사회적 현상.
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– 彼は成長するにともなって、だんだん無口(むくち)になってきた。
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– 学生数が増えるにともない、その質(しつ)も多様化(たようか)している。
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なら’=それなら. 뒤에 일어날 일이 앞에 올 수 있음. 인과관계 가장 떨어짐. と,たら,ば 인과관계 강함
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日本の焼肉 | ||
焼肉’というのは、広い意味では肉を焼いた料理を指します。
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しかし普通は、主に鉄板や網で焼いた肉を指します。
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現在日本において‘焼肉’と呼ばれている料理は、韓国が起源であると言われていますが、
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日本では甘辛いたれにつける食べ方が一般的です。
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日本独特の焼肉の例として、たとえば、七輪と呼ばれるコンロを使う店があります。
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七輪というのは、江戸時代から使われてきた炭火焼の道具で、主に魚を焼くときに使います。
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また、コチュジャンをサンチュに塗るへらを提供しているお店もあります。
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すでに韓国で有名な話ですが、サンチュやキムチなどは、たいてい別料金です。
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ところで、’불고기’を’焼肉’と訳すことがあります。
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しかし、これは日本語では “焼肉„に入らないので、’プルコギ’と訳されるのが普通です。
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また、韓国文化の普及にともなって、本場韓国の焼肉は’カルビ”サムギョプサル’など、
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片仮名でそのまま書かれることが多くなりました。
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近年では、’カルビ’という単語が、もとからあった‘ばら肉‘よりもたくさん使われています。
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指す | さす | 가리키다 |
鉄板 | さす | 철판 |
網 | あみ | 그물망 |
起源 | きげん | 기원 |
甘辛い | あまからい | 달며 짭짤한 |
独特 | どくとく | 독특(함) |
塗る | ぬる | 바르다. ペンキを塗る |
へら | 주걱 | |
七輪 | しちりん | (흙으로 만든) 풍로 |
炭火 | すみび | 숯불 |
既に | すでに | 이미, 벌써 |
訳す | やくす | 번역하다 |
提供する | ていきょうする | <3類> 제공하다 |
普及 | ふきゅう | 보급 |
本場 | ほんば | 본고장 |
片仮名 | かたかな | |
近年 | きんねん | 근래 |
もとからあった | 원래부터있던 | |
ばら肉 | ばらにく | 삼겹살 |
無くす | なくす | 잃(어버리)다/없애다 カギを無くして困っている。差別(さべつ)を無くそう。 |
亡くす | なくす | (죽음으로) 잃다 事故で子供を亡くした。 |
3. 日本の漫画文化 | ||
ナ・ミレは同僚のゆうこと一緒にコミックマーケットを取材しに来た。
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ゆうこはコミックマーケットに来たことがある。
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ミレ : どこまで行っても同人誌のブースが並んでますね。
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ゆうこ: ええ。それに、すごい人ですね。
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ミレ : この熱気、すごいですよね。3日間の開催で延べ人数が50万人超えることもあるっていうから、
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驚きです。あ、あのブースの前、かなり長い列ができてますね。
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ゆうこ: みんなお目当ての同人誌ブースがあって、人気のあるブースは競争になるんだそうです。
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ミレ : へえ。ということは、あの人、お目当ての同人誌が売り切れちゃって残念がってるんだ。
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ゆうこ: 気の毒ですね。まあ、あんな小さいブースにあれだけ人が並んでたら、
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後ろの人は買えるわけないですけど。
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ミレ : コミケって、すごいですね。この巨大な展示場をぜんぶ借り切ってもこれだけ混雑するんだから、
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オタク文化だからといって侮れませんね。
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ゆうこ: ほんと、そうですよね。 ところで、南館2階のカフェ、けっこう空いてるんだけど、
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そこ行って一休みしませんか。ちょっと疲れちゃいました。
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ミレ : ええ、一休みしましょう。
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大学生が漫画の文化を変えた
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漫画というのは、絵によって状況を表したり話を展開したりして、メッセージを伝える芸術です。
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文字は、主に音声的な情報を表す手段として使われます。
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して使われます。 | ||
昔は、漫画は低俗な文化という考えが一般的でした。しかし、1960年代末ごろから大学生が堂々と
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漫画を読むようになり、漫画が人々の生活に深く入り込んで、一つの重要な文化となりました。
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依然として「サブカルチャー」という認識はあるものの、漫画の美術的な側面と文学的な側面が
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高く評価されるようになってきま認識はあるものの、漫画の美術的な側面と文学した。
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マンガ博物館がいく読解文つもでき、マンガ学部を開設している大学まであります。
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某大学のマンガ学部講師は、日本の少女漫画の魅力について、「主人公が、自分と似たような立場で、
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自分と似たような生活をしているからこそ、感情移入できたり、作品が好きになる場合もあります。
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また、それによって自分に変化をもたらしてくれることもあるわけですが、そういった意味で、
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少女漫画はいろいろな女性の励ましになると思います」と語っています。
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漫画のこういう文学的な側面を、見逃すわけにはいかないでしょう。
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4. 知床 | ||
ナ・ミレは同僚のゆうこといっしょに北海道・知床半島の知床五湖に来て、
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地上遊歩道を歩いている。五湖から始まって、三湖まで来た。
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ミレ: わあ、湖が鏡みたいですね。
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ゆうこ: 風がなくて、神秘的ですね。こないだ来たときは、そよ風が吹いてて水面に波が立ってたんでよ。
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ミレ: じゃあ、私たち運がよかったんですね。
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ゆうこ: そうですね。
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ミレ: あのいちばん右の高い山、もしかして羅臼岳ですか。
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ゆうこ: ええ。そこから左に連なる山が知床連山で、そのいちばん左は、硫黄山っていうんです。
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ミレ: 山が湖に映ってる姿、きれいですね。でも、なんかクマが出そうで怖いですね。
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ゆうこ: ええ、あんなレクチャーを聞くと、ちょっと怖くなりますよね。
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でも、そうやって警戒心を植え付けないと、危ないんでしょうね。あっ、あそこにシカがいますよ。
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ミレ: 本当だ。草を食べてる。シカはクマ怖くないのかな。
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ゆうこ: 心なしか、こっちを警戒してるみたいですよ。
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ミレ: シカさん、私たちを警戒しないで、クマさんを警戒してね。
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ゆうこ: あはは。あ、行っちゃった。
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ミレ: 信頼してもらえなくて、悲しいです。
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ゆうこ: じゃあ、次の湖を見に行きましょうか.
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ヒグマの住む知床半島
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知床半島は、北海道の東に位置する全長約70キロメートルの半島だ。大自然に恵まれ、
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その3分の2が国立公園になっている。そればかりか、知床半島は世界自然遺産にも登録されている。
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知床国立公園には、小さな湖の点在する知床五湖や、羅臼岳から硫黄山まで1500メートル級の山が連なる
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知床連山など、美しい景色が広がっている。知床峠から見える風景の美しさには、感動せずにはいられないだろう。
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知床半島には、気性の荒いヒグマがたくさん住んでいる。だから、なるべくヒグマに出会わないよう気をつける
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ことはもちろんだが、もし出会ってしまったらどう行動すべきか学んでおく必要もある。知床五湖では、
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地上遊歩道を散策する場合、クマ対策などを含むレクチャーを受けることが義務付けられている。
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半島先端の地域は、道もなく、ヒグマも多くてたいへん危険なので、一般人がその地域に入ることは
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お勧めできない。しかし、クルーズ船で海から知床岬を見ることならできる。クルーズ船は、半島西側の
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ウトロ港から出ている。
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5. 出島散策 | ||
午後、ナ・ミレは取材のため同僚のゆうこといっしょに長崎の出島に来ている。
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ゆうこ: ここは三番蔵か。
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ミレ: 袋がたくさん積んである。お米かなあ。
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ゆうこ: あれは砂糖の袋だって書いてありますよ。日本からは銅を売って、
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オランダからは主に砂糖を仕入れてたらしいです。
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ミレ: なるほど。 | ||
ゆうこ: 向かいのカピタン部屋に行ってみませんか。
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ミレ: ええ。……ここは大広間か。すてきな食卓ですね。今にもオランダの人たちが入ってきそうです。
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ゆうこ: クリスマスの食卓を再現してるらしいですよ。
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出島ではクリスマスのことを’オランダ冬至’って言ってたんだそうです。
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ミレ: へえ、オランダ冬至か。食卓見てたら、ちょっとおなかすいてきちゃいました。
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ゆうこ: 私もです。出島の中にカフェがあるけど、行ってみませんか?
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ミレ: いいですねえ。
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ゆうこ: 長崎内外倶楽部っていうんですけど、その建物は、
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明治時代に外国人と交流するために建てられたんだそうです.
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ミレ: それは興味深いですね。
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ゆうこ: 5時までしかやってないっていうから、閉まらないうちに行きましょう。
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ミレ: そうですね。お茶してから、残りを見て回りましょう。
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よみがえる出島の歴史
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出島は江戸時代の始めに、ポルトガル人を隔離するため長崎に建設された。しかし、わずか3年後に
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ポルトガルとの国交は断たれ、かわりに、西洋で唯一の交易国となったオランダが、出島を使用することになった。
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そして、江戸時代の日本は、出島だけを介して西洋と交流した。
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鎖国中ではあったが、出島からいろいろな文物が日本に入ってきた。コーヒー、ビール、チョコレート、チーズ
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などの食品はもちろん、カメラや時計などの工業製品や、医学などの学問的知識も、出島をへて日本にもたらされた。
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オランダの書物で西洋の学問を研究することを「蘭学」といい、江戸時代中期以降は蘭学も盛んになった。
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幕末にペリーが来航し、日本は開国することになって、出島は不要になった。その後、明治時代になると、
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長崎は港の埋め立てが進み、出島は周囲が埋め立てられて姿を消してしまった。
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戦後、長崎市が出島の復元計画に着手した。当時私有地となっていた該当地域を買い取り、1990年代から
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本格的な復元事業に入った。長崎市では、2050年の完成をめどに復元作業を今も続けている。
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6. 日本酒 | ||
キム・ハヌルは、会社の後輩のてつやといっしょに神戸市灘にある酒造記念館に来ている。
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遠いと思って駅からタクシーに乗った。
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てつや: すぐ着いちゃいましたね。
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キム: うん、乗った途端に着いちゃったね。実は今日、日本に来てはじめてタクシーに乗ったんだ。
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話には聞いてたけど、ドアが自動で開いてびっくりした。
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てつや: あはは。キム : ……ここが酒造記念館か。
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てつや: ところで、キムさんは日本酒よく飲まれますか。
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キム: まあ、時々ね。日本に来てはじめて飲んで、おいしかったんで、それで日本酒に興味を持ち始めたんだ。
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てつや: え、韓国では日本酒売ってないんですか。
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キム: 売ってるけどね。韓国語では’サケ’っていうんだけど、’チョンジョン’ともいうんだ。
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‘チョンジョン’って、日本語の’正宗’からきてるらしいよ。
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てつや: へえ、おもしろいですね。
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キム: 調べてみたら、日本でも’正宗’は一般名詞みたいになってて、商標として登録できないみたい。
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それで、江戸時代には’正宗’って名乗ってた店が、明治時代になってから、’菊正宗’とか
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‘桜正宗’とかに変えて登録せざるを得なかったんだって。
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てつや: へえ、そんないきさつがあったんですねえ。
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7. 出前 | ||
雨の日、キム・ハヌルは磯辺部長といっしょに昼食に出る。
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キム : あのオートバイ、後ろに何か不思議なの付けてますけど、あれ何ですか。
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部長 : ああ、あれは出前機。走行中の振動を、上のばねが吸収する形になってんの。
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||
キム : ああ、それで、ああいう形になってるんですね。
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||
部長 : いつも思うんだけど、雨が降ろうが風が吹こうがオートバイで配達する彼らの姿は立派だ。
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||
キム : まあ、私たちは、雨が降ろうが風が吹こうが、食べ物屋へ通ってますけどね。
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||
部長 : ハハ。ああいう出前機は、スープが入ったどんぶり物を配達するとき便利みたいだよ。
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||
キム : なるほど。ところで、最近はああいう出前とかフードデリバリーとかを利用する人が増えてますよね。
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||
部長 : ああ。まあ、店で食べた方がおいしいに決まってるけど、便利さには勝てないもんね。
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キム : そうですね。忙しいときなんかは、麺が少しのびてもかまわないなら、出前を取るのも悪くありませんよね。
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||
部長 : そうだよね。 | ||
“出前„ をあらわすことば
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||
「出前」 の起源がいつなのかは定かでない。「出前」 という言葉が今と同じ意味で用いられた
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||
いちばん古い例は、19世紀の人情本に見られる。一方、「仕出し」という言葉もあり、「出前」と同じような意味で
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||
17世紀の文献に出てくる。「仕出し」も現在用いられているが、主に高級な和食の出前をいう意味に限られている。
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||
そういうわけで、今日では「出前」 が “ 注文を受けて作った料理の配達„ という意味を代表する言葉となっている。
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||
近年は、「出前」 以外に「デリバリー」 という言葉も盛んに用いられている。「デリバリー」は、もとは単に
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||
“ものを届けること„ という意味だが、ピザや洋食などを届けることを指す場合が多い。ただし、概念としては、
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店内に飲食空間を設けない業者、または飲食店と提携している専門業者の配達を指すといわれている。
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||
ところで、出前の料理を運ぶかばんのような箱を、「岡持ち」という。語源はいくつかの説があって、
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||
はっきりしない。岡持ちに共通する形は、上部に持ち手がある箱である。典型的なものは、アルミニウム製で、
|
||
前面の板を上下にスライドさせて開け閉めする。
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8. 歌舞伎 | ||
会社の休憩室で、ゆうこがファッション誌を読んでいるところにナ・ミレが入ってきた。
|
||
ミレ : 何読んでるんですか。
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ゆうこ: ああ、インタビュー記事。この人、有名な歌舞伎役者なんだけど、知ってます?
|
||
ミレ : あ、知ってる。ドラマで見た
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||
ゆうこ: ええ、ドラマに出てから売れ出して、それがきっかけで歌舞伎を見に行く人も、増えたらしいんです。
|
||
ミレ : へえ。もしかして、ゆうこさんも歌舞伎とか見に行くんですか。
|
||
ゆうこ: ええ、以前から関心があって、時々。
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||
ミレ : 私も見てみたいけど、歌舞伎って言葉が難しいんですよね。
|
||
ゆうこ: あ、ほんと? 難しいっていっても、ナさんが全然聞き取れないほどではないと思いますよ。
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||
それに、よく聞き取れなかったとしても、イヤホンガイドがあるから、十分楽しめるんじゃないかな。
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||
ミレ : そうなんだ。そういえば、「一幕見席」 っていう、わりとリーズナブルに見られるチケットも
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||
売ってるって聞いたんですけど。
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||
ゆうこ: ええ。前売りはしてないから、当日並ばないといけないけど、経験にもなるし、一度一緒に行きましょうか。
|
||
ミレ : ええ、ぜひ。 | ||
休憩室 | きゅうけいしつ | 휴게실 |
役者 | やくしゃ | 배우 |
俳優 | はいゆう | 배우 |
売れ出す | うれだす | 팔리기 시작하다,유명해지기 시작하다 |
もしかして | 혹시, 어쩌면 もし, もしも, ひょっとすると | |
聞き取る | ききとる | 알아듣다 |
イヤホンガイド | 이어폰 가이드 | |
一幕見席 | ひとまくみせき | 한 막만 보는 좌석 |
わりと | 비교적=わりあい | |
リーズナブル | 납득할 만함, 적당함(가격 등이) | |
前売り | まえうり | 예매 cf. 현장 발매 |
一度 | いちど | 일단 |
黒幕 | くろまく | 흑막, 배후, 막후 |
二枚目 | にまいめ | 미남, 三枚目 재미있는 사람 |
十八番 | じゅうはちばん | おはこ. (=장기(長技), 애창가(歌)) |
〜ているところ | 하고 있는 중 <동작의 진행> 手伝ってくれる人を集めているところです。 동사 기본형+ところ: 어떤 동작이 시작되기 직전 ちょうど会議が始まるところです。 동사 タ形ところ: 동작이 끝난 직후 今会議が終わったところです。 ~(よ)うとしているところ: 행위·동작이 막 일어나기 직전 私が着いた時、会議がまさに始まろうとしているところだった。 |
|
といっても/としても
|
∼(하)기로서니(~ 사실 인정), としても (만약) ∼라 하더라도(といっても) あの人がいくら冷たい人だとしても少しくらいは募金にお金を出すでしょう。 |
|
〜に対して | ∼에 대하여(직접적) 先生に対して悪口を言う学生がいる。 ∼について/∼に関して. 뒤에 話す, 聞く, 考える, 調べる, 書く 같은 동사가 와서 다루는 내용, 주제 나타냄 彼女と文学について話し合う。 |
|
現代に生きる古典芸能 ‘歌舞伎’
|
||
歌舞伎という芸能は、4百年ほど前に阿国という人の’かぶき踊り’ から始まったと伝えられている。初めは主に女性が
|
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演じていた。ところが、風紀を乱すということで女性が演じるのは禁止され、男性だけが演じる芸能となった。
|
||
こうして生まれ変わった歌舞伎は、踊り中心からストーリー中心の演劇へと変わり、江戸時代の間ずっと庶民の芸能で
|
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あり続けた。 | ||
歌舞伎の面白さは、派手な服装と豪快な動作にある。また、歌舞伎は男性だけが演じるため、女性役は’女形’と呼ばれる
|
||
男性が演じるのが大きな特徴だ。それらが歌舞伎の独特な魅力となっている。
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近代になり、演劇や映画、ドラマなど、歌舞伎以外にも大衆の心を引く芸能がたくさん現れてきた。しかし、歌舞伎
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役者たちはそれらの役者は、映画やドラマの俳優としてもスーパースターであり、歌舞伎役者の家族の中にも、芸能界で
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活躍している人がいる。また、歌舞伎自体も、伝統を守りながらも、いろいろな新しい試みを行っている。
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そうすることによって、歌舞伎は人々から忘れ去られることなく、その魅力を常に大衆にアピールし続けてきたのである。
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古典 | こてん | 고전 |
阿国 | おくに | |
芸能 | げいのう | 예능 |
主に | おもに | 주로 |
演じる | えんじる | <2類> 연기하다 |
風紀 | ふうき | 풍기 |
乱す | みだす | <1類> 흐트러뜨리다, 어지럽히다 |
禁止する | きんしする | <3類> 금지하다 |
演劇 | えんげき | 연극 |
派手 | はでだ | <ナ形> 화려함 派手に着る 派手に泣き出す(요란스럽게) 夕べはでに夫婦ケンカをした。 |
豪快 | ごうかいだ | <ナ形> 호쾌함 |
女形 | おんながた | 가부키에서의 여자 배역 |
大衆 | たいしゅう | 대중 |
心を引く | こころをひく | 마음을 사로잡다, 끌다 |
関わる | かかわる | 관계되다 |
現れる | あらわれる | <2類> 출현하다, 나타나다, 드러나다 |
活躍する | かつやくする | <3類> 활약하다 |
守る | まもる | <1類> 지키다, 보호하다 |
試み | こころみ | 시도 |
忘れ去られる | わすれさられる | 잊혀지다. 망각하다 すっかり忘れて、二度と思い出さない |
∼となる | ~하게 되다. 의외의 변화나 인위적 변화. 최종 단계 변화 ∼になる 최종 단계 변화 설정 못하는 표현 「にぎやかだ」「元気だ」「病気だ」 |
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立ち入り禁止 | たちいりきんし | 관계자 이외 불특정 다수를 대상으로 특정 공간에 들어오지 못하게 함. |
出入り禁止 | でいりきんし | 특정 장소의 출입을 못하게 함. 특정인의 출입을 금하는 경우도 있음. |
部外者 | ぶがいしゃ | 외부인 外部人(☓) |
歩道 | ほどう | 인도 人道(☓)歩道橋(ほどうきょう:육교) |
9. 横浜中華街 | ||
週末にキム・ミンソと友達のあいは、横浜中華街の中華街大通りで食べ歩きをしている。
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通りの店で焼き小籠包を買った。あいは写真を撮るのを趣味にしている。
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あい: いただきまーす!
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ミンソ: あれ、写真は?
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あい: あ、いけない! あんまりおいしそうで、うっかり撮るの忘れるところだった。ありがとう。
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ミンソ: 危なかったね。……この焼き小籠包、すっごくおいしいね!
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あい: うん、おいしいね。スープがたっぷり入ってる。このあと、北京ダック食べに行かない?
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食べ歩きできるように包んでくれるの。西門通りにあるんだけど、いい?
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ミンソ: うん、いいけど、中華街初めてだっていうのに、なんでそんなに詳しいの?
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あい: まあね。どっか行くときは、前もって調べることにしてるんだ。で、うちに帰り次第、
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写真を整理して記録を付けるの。そうすると、思い出が増えていくでしょ?
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ミンソ: ああ、なるほど、いいね。じゃあ、毎週週末にこんなふうに出かけてるの?
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あい: ううん、毎週は大変だから、だいたい1週間おきに出かけるようにしてるの。
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ミンソ: そっか。隔週で出かけてるんだ。すごいね。
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あい: そうかな。 | ||
中華街 | ちゅうかがい | 차이나타운 |
大通り | おおどおり | 큰길 |
食べ歩き | たべあるき | 맛있는 음식을 찾아 여기저기 돌아다니며 먹음. |
いけない | 좋지 않다 | |
あんまり | 너무 「あまり」강조 | |
危ない | あぶない | <イ形> 위험하다 |
小籠包 | こかごつつみ | 샤오롱바오 |
うっかり | 무심코, 깜빡, 멍하니 ぼんやり, 思わず | |
忘れるところだった。 | 잊어버릴 참이었다. 「동사 기본형 +ところ」 ‘어떤 행위가 막 일어나기 직전’ 즉「今から~する」어떤 행위가 일어나기 직전임을 강조할 때는 「ちょうど」나 「まさに」,「今にも」를 앞에 쓰고, 「∼ ようとしているところ」를 써서 눈에 보이는 듯한 긴박성 電車が出発しようとしているところに急いで飛び 乗った。전철이 출발하려는 때에 서둘러 뛰어올랐다. まさに会議が始まろうとしているところだった。 회의가 지금 막 시작하려는 참이었다. |
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すっごく | 굉장히 | |
たっぷり | 듬뿍, 넉넉히 | |
なんで | 어째서, 왜 <이유> どうして, なぜ | |
包む | つつむ | <1類> 포장하다, 싸다 |
前もって | まえもって | 미리, 사전에 =事前(じぜん)に, あらかじめ |
記録 | きろく | 기록 |
思い出が増えていくでしょ | 추억이 늘어가겠지요? ~ていく/てくる ‘변화’ |
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だいたい | 1)대체로 おおよそ, あらすじ 事件はだいたい片づいた 사건은 대강 처리되었다 2)대개, 대다수 =たいてい だいたいの人はその件に反対した 대다수의 사람들은 |
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∼ようにしている | ∼(하)도록 하고 있다/애쓰고 있다. 어떤 행위나 상황을 성립시키기 위해 애쓰는 것을 자 신의 습관이나 규칙으로 하고 있다 体重が増えたような気がして、食べ過ぎないようにしています。 체중이 늘어난 기분이 들어 너무 많이 먹지 않도록 하고 있습니다. 近いところはできるだけ歩くようにしています。 가까운 곳은 가능한 걸으려 하고 있습니다. |
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∼おきに | ∼걸러서, ∼간격으로 | |
隔週で | かくしゅうで | 격주로 |
ことにしている | ∼하기로(하려고) 하고 있다, ∼(하)는 것을 습관으로 하다. – 개인적 자기와의 약속(습관, 규칙) | |
∼次第 | しだい | 동사 ます형+次第 ~ 하는대로 바로. 화자의 의지「∼(し)たらすぐに」 |
次第に | しだいに | 차차로, 점점 徐々(じょじょ)に, 漸次(ぜんじ), だんだん |
∼おきに | ∼걸러, 간격으로. 시간과 거리를 나타내는 명사에 접속하여 ‘그 만큼의 간격을 두고’「ごとに」大学路行きのバスは10分おきに出ている。 – 일렬로 나열된 모습 このあたりは高級住宅街で、2軒おきぐらいに外車を持っている家がある。 一年おきに大会が開かれる。 1년 걸러 한번 대회가열린다. 一年ごとに大会が開かれる。 1년마다 대회가 열린다. |
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移り変わる横浜中華街
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日本の開国にともなって、1859年に横浜が開港した。その後まもなく、現在の中華街がある区域に外国人居留地が
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造られた。 | ||
はじめは中国人よりも西洋人の方が多かった。 しかし、明治後期から中国人が増えはじめ、昭和初期には’南京街’と
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呼ばれるまでになっていた。このころから、この街は横浜の名物となり、戦後一時衰退しつつあったが、1950年代
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後半に復興した。そのとき街の入り口に建てた門に”中華街’ と書いたことで、次第に’中華街’ と呼ばれるようになった。
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現在は、23万平方メートルの区域内に6千人の華僑が住み、600軒の店が並ぶ、東アジア最大の中華街となっている。
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ところで、横浜中華街には通りが何本もあるが、その漢字の読み方が複雑だ。’市場通り(いちばどおり)’
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‘長安通り(ちょうあんどおり)’ ‘中山路(ちゅうざんろ)’ ‘上海路シャンハイろ)”’北京小路(ペキンこうじ)’
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香港道(ホンコンどう)’と、様々な読み方が入り混じっている。どれも日本語として常識的な読み方ではあるが、
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それが一カ所に集まっているのは目を引く。
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移り変わる | うつりかわる | <1類> 변천하다 |
~にともなって | ~에 따라(서) 時代の変化にともなって、人々の暮らし方も変わってきた。 시대가 변화함에 따라 사람들의 생활방식도 달라졌다. | |
開港する | かいこうする | <3類> 개항하다 |
まもなく | 곧, 머지않아 程(ほど)なく | |
区域 | くいき | 구역 |
造る | つくる | 만들다 |
居留地 | きょりゅうち | 거류지 |
西洋人 | せいようじん | 서양인 |
と呼ばれるまでになっていた | 라고 불릴 정도였다 | |
名物 | めいぶつ | 명물 |
衰退する | すいたいする | <3類> 쇠퇴하다 |
衰退しつつあったが | 쇠퇴해 갔지만. ます형 + つつある ∼(하)고 있다 <진행> ‘점점 ~해 가고 있다’(문어) 沈(しず)みつつある夕日(ゆうひ)を眺(なが)めながら、1杯(はい)のコーヒーを楽しむ。 서서히 가라앉는 석양을 바라보며 한 잔의 커피를 즐기다 |
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-軒 | -け | 채 |
入り混じる | いりまじる | <2類> 뒤섞이다 |
復興する | ふっこうする | <3類> 부흥하다 |
華僑 | かきょう | 화교 |
複雑(だ) | ふくざつ | 복잡함 |
入り混じる | いりまじる | <2類> 뒤섞이다 |
常識的(だ) | じょうしきてき | 상식적 |
目を引く | めをひく | 눈길을 끌다 |
~に対して | 에 대해(~에 비해서) 행위나 감정이 향하는 상대나 대상 대비, 비교 | |
~について | 에 대해 =関して 문어. 주제, 내용 | |
10. ヘボン博士邸跡 | ||
キム・ミンソと友達のあいは、横浜中華街に行ったついでにヘボン博士邸跡に立ち寄った。
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ミンソ: ここが日本語のローマ字を考案したヘボン博士の住居跡なんだね。
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あい : そうだね。すぐそこが横浜港だってことは、ここは昔、海辺だったかもね。
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ミンソ: じゃあ、ここで波が打ち寄せる音を毎日聞きながら暮らしてたのかもしれないね。
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あい : そうかもね。ちょっと想像付かないけど。
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ミンソ: 記念碑に何か書いてある。’……日本文化の開拓に力を’の次に何て書いてあるの?
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あい : ‘尽せり’。“尽くした„ ってこと。
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ミンソ: ‘力を尽くした‘ってことか。こんな言い方、韓国で習わなかったなあ。
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あい : ああ、これは文語。昔の言葉。
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ミンソ: そっか、昔の言葉なんだ。どうりで分からないわけだ。
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あい : うん、昔はこんな言葉で書いてたんだよね。
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ところで、このヘボン博士が考案したローマ字って、’ヘボン式ローマ字’って言うんだ。
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ミンソ: ヘボン式ローマ字っていうのか。これからは、ローマ字を見るたびに、ここの風景を思い出すかもしれないな。
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あい : そうだね。 | ||
博士 | はかせ | 박사 |
邸 | やしき | 저택 |
跡 | あと | 자취, 흔적 |
ついでに | ~한 김에 V-る·た / Nの + ついでに . (す)る機会を利用して 散歩のついでにタバコを買ってきた(가볍거나 양이 적은 일) コンビニに行くなら、ついでにお弁当買ってきてくれない?(부사, 겸사겸사해서) |
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立ち寄る | たちよる | <1類> (지나는 길에)들르다, 다가서다 |
すぐそこ | 바로 거기, 바로 앞 娘の帰国の日が、すぐそこまで来ている。 |
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考案する | こうあんする | <3類> 고안하다 |
住居跡 | じゅうきょあと | 주거 흔적, 주거터 |
海辺 | うみべ | 해변, 바닷가 |
打ち寄せる | うちよせる | <2類> 밀어 닥치다,밀려오다 |
かもしれない | ~일지도 모른다(반반 추측) ~でしょう/だろう보다 불확실 | |
想像付かない | そうぞうつかない | 상상할 수 없다 |
開拓 | かいたく | 개척 |
尽くす | つくす | <1類> 다하다, 애쓰다 |
文語 | ぶんご | 문어. 문장에서만 쓰이는 말 書き言葉 |
どうりで | 그래서인가, 어쩐지, 과연 どうりで分からないわけだ 어쩐지 그래서 몰랐구나 |
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たびに | 할 때마다 | |
風景 | ふうけい | 풍경. |
ヘボン式ローマ字表記法 | し’ を“shi”、’ち’ を“chi”. 서양인 듣는대로 日本式 자음하나 모음하나 訓令式 절충식. 일본어-일본식+외래어-헤본식 |
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どうりで (~わけだ) | 어쩐지, 그래서 (인 ∼거구나) 「わけだ」 「はずだ」와 호응 A: 彼女の両親は学者だよ。 B: どうりで彼女は頭がいいはずだ 어쩐지 그녀는 머리가 좋더라 |
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たびに | ~할 때마다 =∼(の)時はいつも. V-る, N+の +たびに ∼ごとに 명사에 夫は外国に行くたびに珍しいおみやげを買ってくる。 出張のたびに書類を整理しなければならない。 |
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まさに | 실로, 참으로(문어, 과장) 회화: 確かに,本当に 木村さんはまさにまじめな人の典型である。 「~(よ)うとしている(ところ)」 ‘지금 막 ~하려고 하다’ 또는 ‘마침 ~하려는 참이다’「今にも」 私が着いた時、会議がまさに始まろうとしているところだった。(=今にも) |
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~ものの | ∼(하)지만, ∼(하)기는 하나 <역접> けど, けれども, が | |
ヘボン博士の功績 | ||
ジェームス・カーティス・ヘボン(1815~1911)は、アメリカの宣教師である。彼の苗字である“Hepburn”の現在の
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外来語表記は’ヘップバーン’だが、当時使用されていた’ヘボン’という表記が今でも用いられている。
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ヘボンが日本に残した功績は、まさに多岐にわたる。医療技術を向上させ、辞書を作り、ローマ字表記を考案し、
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聖書を訳し、教会を建て、学校を建てた。そのなかで、私たちは特に辞書作り’ と’ローマ字表記の考案’に注目したい。
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彼は、日本へ来る前に日本語を習い、1859年に来日したときには簡単な会話ならできるようになっていた。
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その後は’コレワナンデスカ’と聞いて回り、メモを取り続けたという。そして、来日8年後の1867年に、収録語数
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2万をこえる『和英語林集成』 を出版するに至った。これは最初の近代的日本語辞典である。
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この辞書で考案した日本語のアルファベット表記が’ヘボン式ローマ字’と呼ばれている。このローマ字の特徴は、
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英語式に’し’ を“shi”、’ち’ を“chi”と書くなどの点にある。この表記には批判があるものの、英語式に読めば
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この表記には批判があるものの、英語式に読めば原音に近くなるという利点があり、
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原音に近くなるという利点があり、現在でも地名や人名などの表記に広く用いられている。
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功績 | こうせき | 공적 |
宣教師 | せんきょうし | 선교사 |
苗字(名字) | みょうじ | 성 |
外来語表記 | がいらいごひょうき | 외래어 표기 |
用いる | もちいる | 쓰다. 사용하다 |
功績 | こうせき | 공적 |
多岐 | たき | 여러 갈래 cf. 多岐にわたる 여러분야/방면에 걸치다, 다양하다 |
にわたる | ~에 걸치다 「~にわたって」 明日は関西から関東にわたる広い地域で、天気が崩(くず)れる予定です。 |
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医療 | いりょう | 의료 |
技術 | ぎじゅつ | 기술 |
向上する | こうじょうする | 나아지다, 향상하다 |
聖書 | せいしょ | 성경 |
注目する | ちゅうもくする | <3類> 주목하다 |
来日 | らいにち | 일본에 옴. 내일 |
収録語数 | しゅうろくごすう | 수록된 단어 수 |
辞典 | じてん | 사전 |
和英語林集成 | わえいごはやししゅうせい | 일영어림집성 |
出版する | しゅっぱんする | <3類> 출판하다 |
~に至る | ~にいたる | ~에 이르다, 다다르다 田中さんは責任を担(にな)って、十年間勤めた会社を退職するに至った |
批判 | ひはん | 비판 |
原音 | げんおん | 원음 |
利点 | りてん | 이점 すぐれている点、便利な点 |
気にする | 타) 신경을 쓰다(의식적) | |
気になる | 자) 신경이 쓰이다(무의식적) | |
立てる/立たせる | 세우다(타)/세우게 하다(시키다 立つ사역) 警官が倒れていた自転車を立てた。 (경찰이 직접 자전거를 세움) 警官が○○に倒れていた自転車を立たせた。 (경찰이 누군가를 시켜 자전거를 세우게 함) |
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着せる/着させる | 입히다(타)/입게 하다(시키다 着る사역) お母さんが子供に服を着せる。 (엄마가 직접 아이의 옷을 입혀 줌) お母さんが子供に服を着させる。 (엄마가 아이를 시켜서 옷을 입게 함) |
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11. マスク | ||
ナ,ミレと知人のまなみが、夕方カフェでおしゃべりをしている。ナ,ミレはマスクにストラップを付けている。
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まなみ: そのマスクストラップ、素敵ですね。
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ミレ: ああ、これですか。同僚がやってて、マスクの付け外しが楽そうだったから、私も付けることにしたんです。
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まなみ: 私も付けようかな。まだまだマスクを外せそうにないですからね。
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ミレ: マスクが必要な状況って、これからも続きそうですよね。
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新型コロナもそうだし、インフルエンザもそうだし、花粉症もすごいですし。
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まなみ: それに、すっぴんのときも、マスクしてれば見られませんしね。
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ミレ: ああ、それありますよね。ただ、すっぴんのときは、 ストラップ付けててもマスク外すのはちょっとね。
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まなみ: あはは。……あ、雨が降ってきた。
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ミレ: 本当だ。傘持ってこなかったのに。こういうときに雨に降られたら、困るんだけど。まあ、タクシー呼べばいいか。
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まなみ: お宅まで車でお送りするから、心配しないで。
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ミレ: え、いいんですか? すいません。
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まなみ: いいえ。 | ||
ストラップ | 끈 | |
同僚 | どうりょう | 동료 |
付け外し | つけはずし | 탈부착 |
楽だ | らくだ | 편(안)하다. 용이하다 |
外す | はずす | 떼다, 빼다 |
まだまだ | 아직도, 아직껏. | |
インフルエンザ | (영. influenza) 인플루엔자, 유행성 감기 | |
花粉症 | かふんしょう | 꽃가루 알레르기, 화분증 |
すっぴん | 화장을 하지 않은 민낯 cf. 素顔(すがお) 치장않은 얼굴(본모습) | |
雨に降られたら困るんだ | 간접수동 비가 내리면 곤란한데(비를 맞으면 곤란한데) 피해뉘앙스 | |
送る | おくる | <1類> 보내다, 전송하다 |
すいません | すみません(=미안[죄송]합니다)’의 구어체 | |
言う, 話す,しゃべる, 語る | 言う: 相手がいる、いない関係ない お互い自分の立場から言い合っているだけでは問題は解決できない 話す: 相手がいる ゴミ問題について、となりの人たちと話し合った しゃべる: 口数多く話すこと(- 의미도) おしゃべり(수다쟁이) 語(かた)る: ある程度まとまった話を、時間をかけて丁寧に話すこと。(이야기하다. 이야기거리를 풀어놓다) 二人の思い出を語り合った |
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そうにない | (동사 ます형에)~(할/일) 것 같지(도) 않다 「~そうに(も)ない」는 추량의 「そうだ」의 부정형으로 어떤 일이 일어날 가능성이 적음 「そうだ」의 부정형은 접속하는 품사에 따라 달라지는데, 동사의 경우 「~そうに(も)ない」의 형태 今日は雨が降りそうだ。오늘은 비가 내릴 것 같다. 今日は雨が降りそうにない。오늘은 비가 내릴 것 같지 않다. = 降りそうもない = 降りそうにもない。 (형) ~일 것 같지 않다(부정) ~なさそうだ, ~そうではない あの焼き肉屋はおいしくなさそうだ = おいしそうではない. 今日、田中さんは元気じゃなさそうだ。 |
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間接受身 | * 수동(受身)표현: 어떤 대상에게 동작이나 행위를 당함 -直接受身: 타동사로 능동문으로 바꾸었을 때 의미 변함 없음 : 先生にほめられた(선생님께 칭찬받았다) -> 先生が(私を)ほめた(선생님이 (나를) 칭찬했다) -間接受身: 1) 주로 자동사로 능동문으로 바꾸었을 때 의미 변함 : 夜中に子どもに泣かれた(아이가 울어서 힘들었다) -> 夜中に子どもが泣いた(아이가 울었다) 急に雨に降られた。갑자기 비를 맞아 곤란했다. 電車で、隣の席の人に大声で話された。큰 소리로 떠들어서 곤란했다. 彼は妻に死なれた。아내를 여의어 힘들어한다. 2) 소유주의 수동(持ち主の受身) 화자의 관계성이 있는 대상(신체, 소유물, 관계자) 등이 영향 받는 것. 雨に降られたら困るんだけど(自)비가 내리면 곤란한데. 素顔を見られたら恥ずかしい(持ち) 맨 얼굴을 보이게 되면 부끄러워. 先生に息子をほめられた 아이가 칭찬을 받았다. 満員電車でとなりの人に足を踏まれた 발을 밟혔다. 私はスリに財布をとられた 지갑을 도둑맞았다. |
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ようにしている | ~(하)도록 하고 있다. (자신의 습관이나 규칙을 만들기 위해 애쓰고 있다) 健康のため、できるだけお酒は飲まない |
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マスクを外せない日本の人々
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日本では、コロナ以前からマスクをする人が比較的多い方だった。その理由は、一つは、花粉症対策のためであり、
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もう一つは、いわゆる‘マスク依存症‘のためだった。
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感染症や花粉症の予防とは異なる目的でのマスク着用を’伊達マスク’というが、ある会社が2014年に調査した
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ところによると、およそ7人に1人が伊達マスクの経験者だった。また、自分はマスク依存症であると
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自覚している人も、少数ながらいた。
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2020年に新型コロナが流行し始めると、比較的順調にマスクの使用が普及した。しかし、政府が外ではマスクを
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着用しなくてもよいと発表したあとも、外でもマスクを付けるようにしているという人は多い。マスク着用がい、
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定着してしま’マスクをしていると安心できる”素顔を見られたら恥ずかしい’という人、つまり、’マスク依存症’の
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人も増えてしまった。
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マスクは衛生上必要な道具である。しかし、マスクを着用し続けると、コミュニケーション障害などの弊害も
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起こってくる。知恵ある解決が必要だ
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比較的 | ひかくてき | <副> 비교적 |
対策 | たいさく | 대책 |
いわゆる | 소위, 이른바, 말하자면 | |
依存症 | いぞんしょう | 의존증 |
異なる | ことなる | <1類> 다르다 |
およそ | 명) 대략=(だいたい), 대개, 대강 부) 무릇, 일반적으로 この会社ではおよそ300人が働いている |
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∼ながら | ∼이기는 하나(역접) ながらも, のに, けれども 残念ながら、結婚式には出席できない |
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自覚する | じかくする | <3類> 자각하다 |
新型 | しんがた | 신형 |
順調 | じゅんちょう(だ) | <ナ形> 순조로움 |
素顔 | すがお | 맨얼굴, 있는 그대로의 모습 |
つまり | 부> 결국, 요컨대. 即(すなわ)ち(문어) つまり〜 ということだ | |
衛生上 | えいせいじょう | 위생상 |
障害 | じかくする | 장애=障碍 |
弊害 | へいがい | 폐해 |
知恵ある | ちえある | 슬기 있는, 지혜로운 cf. 知恵のある= 知恵を有する |
12. さっぽろ雪まつり
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ナ・ミレと同僚のゆうこが、さっぽろ雪まつりの大通公園会場を訪れている。
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ゆうこ: 寒いですね。ナさんは大丈夫ですか。
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ミレ: ええ、寒いことは寒いけど、ソウルもこのぐらいの寒さですから。
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ただ、ソウルでこんなに雪が降ることは、あんまりないです。
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ゆうこ: ああ、札幌は世界有数の豪雪都市らしいですよ。たしか、年間で6メートルって言ってました。
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ミレ: そんなに降るんですか。それなら雪まつりできますよね。
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ところで、あれはアニメのキャラクターみたいですね。イカ娘ですか?
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ゆうこ: ああ、あれは初音ミクです。アニメのキャラクターではなくて、ボーカロイドのキャラクターです。
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ミレ: ボーカロイドって、人の声で歌うソフトですよね。アニメでもゲームでもないキャラクターが人気があるんですか。
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ゆうこ: ええ。聞いた話では、札幌の会社が作ったらしいんです。札幌では象徴的な存在なんだと思いますよ。
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ミレ: そっか。それで納得がいきました。私も子どものとき、よく雪だるまを作ったもんですけど、
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こんなにいろんなものが作れるなんて、思ってもみませんでした。
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訪れる | おとずれる | <2類> 찾다, 방문하다 |
世界有数 | せかいゆうすう | 세계 유수(굴지) |
豪雪都市 | ごうせつとし | 강설량이 많은 도시. 大雪おおゆき |
たしか | 아마도(거의 그렇다) たぶん, おそらく | |
イカ娘 | いかむすめ | 일본 만화영화 『侵略!イカ娘』의 주인공 캐릭터 |
初音ミク | はつねミク | DTM (=desktop music)용 음성합성 소프트웨어, 캐릭터 |
象徴的(だ) | しょうちょうてき | 상징적 |
納得 | なっとく | 납득 cf. 納得がいく 납득이가다=納得する |
雪だるま | ゆきだるま | 눈사람 |
なんて | ∼(하)다니, 이라니. 예상치 못한 사실에 놀람, 감개의 기분 プリンターで物を作れる時代がやってくるなんて |
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~ことは~が | ∼(하/했)기는 ∼(하/했)지만. 부분.소극적 인정 読んだことは読んだが、ぜんぜん分からなかった。 試合に勝つことは勝ったが、ホームランを打てなくて悔しい 시합에 이긴 것은 맞지만~ (두번째 동사만 과거로 해도 됨) |
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~にしても~にしても
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∼이든 ∼이든. 대립관계나 동등 두가지 예시. ‘どちらの場合でも…だ’ = ~でも~でも, 〜にせよ〜にせよ(격식), 〜にしろ〜にしろ(せよ명령형) |
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ものだ | 1) 회상 =もんだ 小学生のころ、よく姉とけんかしたものだ。 2) 감정 강조 ‘정말이지 ∼(이)다’ このようなことは、二度と起こらないでほしいものだ。 3) 사물의 본질 ‘(본래) ∼한/인 것이다/마련이다, ~법이다’ 病院や電車の中で、携帯は使わないものだ。 |
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~てほしい | (상대방이) 를 바란다.했으면 한다 (자신의 희망 강하게 표현) 皆さん、この本はぜひ見てほしいです。私のおすすめです。 ∼てもらいたい (상대방에게 감사하는 기분 포함) ∼ていただきたい. いただく=もらう 謙譲語. 비즈니스 표현 書類をメールで送っていただきたいのですが |
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雪捨て場で始まった雪まつり
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‘さっぽろ雪まつり’は、毎年2月の始めに催される雪と氷の祭典である。1950年の1回目は雪捨て場だった大通公園に
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中高生が6基の雪像を作っただけのものだった。それが、約10年後には雑誌やテレビでも紹介されるようになり、
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さらに10年後の札幌冬季オリンピックのとき、世界に知られるようになった。
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さっぽろ雪まつりの開催期間は8日間と短いが、国内や世界中から200万人もの人が訪れる。
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2021年と2022年は、コロナ禍のために中止または縮小開催を余儀なくされた。このようなことは、
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二度と起こらないでほしいものだ。
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このまつりは、いくつかの会場に分かれて開催される。いちばん有名なのは、大通公園を会場にした雪像の展示だ。
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大小さまざまな雪像が展示されるが、巨大なものは15メートルにもなる。
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市民の参加による雪像の展示もある。一般人の手作り作品は、上手なものにしても、
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そうでないものにしても、作っているときの楽しさが伝わってくるものである。
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雪捨 | ゆきすつ | 눈 치우기 |
催す | もよおす | <1類> 1)개최하다, 열다=開催する 2)불러일으키다 催(もよお)し 행사 国際会議が日本で催された 되었다 |
氷 | こおり | 얼음 |
祭典 | さいてん | 제전 |
雪像 | せつぞう | 설상, 눈을 뭉쳐 만든 상 |
紹介する | しょうかいする | <3類> 소개하다 |
コロナ禍 | コロナか | 코로나 재난 |
縮小開催 | しゅくしょうかいさい | 축소 개최 |
余儀ない | よぎない | <イ形> 어쩔 수 없다, 부득이하다. 他になすべき方法がない, やむをえない 辞任を余儀なくされる 어쩔 수 없이 사임하지 않을 수 없게 되다. |
展示 | てんじ | 전시 |
大小さまざまな | だいしょう~ | 대소 여러 가지 |
手作り | てづくり | 손수 만듦, 또는 그 만든 것 |
伝わる | つたわる | <1類> 自. 전해지다 cf. 伝える 他. 전하다 |
もの | (수량) ~(이)나 되는 地震で1千人もの被害者が出た |
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~ている | (현재까지 유지) | • 似(に)ている 二人は双子のように似ている 두사람은 쌍둥이처럼 닮았어 • 知っている 彼女の連絡先知っている?그녀의 연락처 알아? • 住んでいる 友達が大阪に住んでいます 친구가 오사카에 살아요. • 結婚している 私は結婚していますよ 저 결혼했어요. |
13. 食品ロス | ||
ナ・ミレと知人のまなみがレストランで食事して、二人とも満腹になっている。
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ミレ: ちょっと注文しすぎちゃいましたね。
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まなみ: そうですね。これ、包んでもらいましょうか。
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ミレ: ええ、それがいいですね。
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まなみ: あのう、すいません。これ包んでいただけます?
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店員: 申し訳ございません。お持ち帰りはご遠慮いただいてるんです。万が一の場合、責任を負いかねますので。
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まなみ: そうですか。わかりました。ありがとう。
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店員: 申し訳ございません。
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ミレ: 残念ですね。 | ||
まなみ: ええ。本当は、こういう考え方が改まらないと、食品ロスの問題もなかなか解決できないんですけどね。
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ミレ: ああ、そうですよね。食品ロスって、単にもったいないだけじゃなくて、
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環境にも悪影響があるっていいますしね。
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まなみ: ええ、そうらしいですよね。
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ミレ: 食べ残しの持ち帰りを奨励するような運動って、ないんですか。
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まなみ: あることはありますよ。モッテコとかいって。ファミレスなんかでも、
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採択してるところがあるし。でも、まだあんまり行き渡ってないみたいです。
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食品ロス | しょくひんロス | 식품 손실. 먹을 수 있는데 버려지는 식품 |
満腹 | まんぷく | 배가 부름 |
注文しすぎちゃいました
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너무 많이 주문했어요 | |
包んでもらう | つつんでもらう | 싸 달라고 하다 ∼てもらう/いただく (수익) ∼해 받다 ∼てくれる ‘∼(해) 주어서’ 수익자와 화자가 일치 |
持ち帰り | もちかえり | 집으로 (싸)갖고감 |
ご遠慮いただいてるんです | (손님에게) 양해를 얻어 하지 않고 있다 ご/お+한자어 명사/V-ます형+いただく (상대방에게) ∼하는 것을 해 받다. (상대방이) ∼할 것을 상대방에게 양해 받다. いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。 언제나 저희 가게를 이용해 주셔서 대단히 감사합니다. |
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万が一 | まんがいち | 만에 하나, 만일 = 万一 |
負う | おう (장음 아님) | <1類> 지다, 짊어지다 cf. 責任を負う 책임을지다 |
兼ねる | かねる | 겸하다, (사정이 있어서) 하기 어렵다, 할 수 없다 納得し兼ねる話 |
改まる | あらたまる | <1類> 고쳐지다, 개선되다, 바뀌다 =改善(かいぜん)される |
もったいない | <イ形> 1) 아깝다=おしい 2) 황송하다=おそれおおい 食べ物を捨てるのはもったいない 음식물을 버리는 것은 아깝다. |
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悪影響 | あくえいきょう (장음) | 악영향 |
食べ残し | たべのこし | 먹다 남은 음식 |
奨励する | しょうれいする (장음) | <3類> 장려하다 |
ファミレス | 패밀리레스토랑 | |
採択する | さいたくする | <3類> 채택하다 |
行き渡る | ゆきわたる | <1類> (넓은 범위에)골고루 미치다, 널리 퍼지다 |
お/ご~いただく | お/ご + V-ます형 + いただく <겸양> 상대에 대한 감사 기분 いつも当店をご利用いただきまして誠(まこと)にありがとうございます。 この荷物を家までお届けいただけますか。 早速お返事頂きましてありがとうございます。 |
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まだ~ていない | 아직 ~(하)지 않다. 이루어지지 않은 상태가 지속됨 A: ご飯食べましたか。식사했습니까? B: いいえ、① 朝ごはんもまだ食べていません。( ○ ) ② 朝ごはんもまだ食べませんでした。( X ) タイトルはまだ決まっていません |
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はず | (틀림없이) ~(일) 것이다/터이다, ~임이 틀림없다 V-る, Nの, Na-な + はず / はずの + N 彼は国文学を専攻したから古文はすらすら読めるはずだ 부정 ~はずがない ~가 실현될 가능성이 없음. ‘~(일) 리가 없다’ 화자의 강한 의심. (根拠や理由がある) あのやさしいおばあさんがそんなことを言うはずがない わけがない (根拠や理由がない), 근거가 없고 기분상 |
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食品ロスを減らそう
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世界では、年間13億トンもの食物が、食べられずに廃棄されている。その量は、世界の飢餓人口すべてを養っても
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余りあると言われている。このように、本来は食べられたはずの食品が捨てられてしまうことを、’食品ロス’と言う。
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大量の食品廃棄物は、異常気象の原因にもなっている。食品廃棄物を埋め立てることにより、
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温室効果ガスであるメタンガスが大量に発生しているのである。
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日本でも、年間643万トンもの食品ロスが発生している。廃棄された食品を処理するための費用は
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年間2兆円というから、経済的な負担も少なくない。
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食品ロスは、小売店や飲食店などから55%、一般家庭から45%出ている。だから、食品業者が努力するだけでなく、
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家庭でも、食品ロスを減らす努力が必要である。食料品を買いすぎたり、食べられなくなるまで放置したり、
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野菜の皮などをむきすぎたり、食べ残したりしないよう努力すべきである。
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その一環として、環境省では飲食店での食べ残しを持ち帰る運動を推し進めている。
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ただ、お店で食事をするときも、食べきれる量を考えて注文すべきだろう。
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廃棄する | はいきする | <3類> 폐기하다 |
飢餓人口 | きがじんこう | 굶주린 인구, 기아인구 |
養う | やしなう | <1類> 먹여 살리다, 기르다 |
余り | あまり | 남은 것, 여분 |
余りある | あまりある | (~하기에) 충분하다 十分である 아무리 해도 아직 충분히 지 않음 彼の死は惜(お)しんでもあまりあることだ 그의 죽음은 아무리 애석해해도 충분치 않다 |
異常気象 | いじょうきしょう | 이상기상 |
大量 | たいりょう | 대량 |
処理する | しょりする | <3類> 처리하다 |
埋め立てる | うめたてる | 메우다, 매립하다 |
負担 | ふたん | 부담 |
小売店 | こうりてん | 소매점 cf. おろしとんや(おろし問屋) 도매상 |
放置する | ほうちする | <3類> 방치하다 |
皮 | かわ | 껍질, 가죽 |
むく | 剥く | <1類> (껍질 따위를) 벗기다, 까다 |
一環 | いっかん | 일환, 쇠사슬의 한 고리, 전체에 관계되는 것 중의 일부분 |
一環として | いっかんとして | 그 일환으로 = 一部として=一環といたしまして(겸양) |
推し進める | おしすすめる | 밀고 나가다, 추진하다 促進(そくしん)する |
~きる | (전부, 완전히)~하다. 동작의 완료나 일이 완수됨 강조 cf. ∼ぬく 매우 어렵거나 대단한 일을 끝까지 열심히 해냈다 フルマラソンを走りきったのはこれが初めてだ |
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と・たら・ば | と:반복적, 항상(恒常)적. 조건의 결과 확실성 있을 때. 가정 조건(만약), 의지, 권유, 명령 표현 사용 불가 – 습관 天気がよいと、毎日海へ行く(○) – 가정/의지 天気がよいと、明日海へ行こう(☓) たら:일회성 조건에 많이 사용. 의지, 권유, 명령표현 사용가 天気がよかったら、明日海へ行こう(○) ば:가정 조건에 사용 가능. 의지, 권유, 명령 표현 사용 불가 天気がよければ、明日海へ行こう(☓) |
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14. 部屋探し | ||
ナ,ミレは取材を兼ね、近々引っ越すことになった知人のまなみが不動産会社の人と部屋を見に行くのに同行した。
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まなみ: こんなあちこち見て回るのに付き合わせちゃって、悪いですね。
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ミレ : とんでもないです。引っ越すからには気に入った家に住まないと。
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まなみ: ええ、いったん入ったら、やっぱり気に入らないって、すぐ出るわけにいかないですもんね。
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不動産屋: こちらが先ほどご紹介した2LDKのお部屋でございます。
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まなみ: 明るいですね。それに内装がとってもきれい。
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不動産屋: ここは当社が直接管理させていただいておりますので、安心してお住まいいただけると思います。
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まなみ: ああ、それはいいですね。
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ミレ : あの、ところで、韓国にはチョンセっていう制度があって、全額保証金のようなものを預けて
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家賃の代りにするんですけど、日本には、そういうものはないんですか。
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不動産屋: そういう制度はないですねえ。全額保証金ってことは、家を出るとき全額家主から返してもらえるんですよね。
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ミレ : ええ。 | ||
不動産屋: それって便利ですよね。
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ミレ : ええ、まとまったお金は必要になりますけど。
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兼ねる | かねる | <2類> 겸하다 |
近々 | ちかぢか | 머지않아, 가까운 날에, 꽤 먼미래: そのうち, いずれ, やがて 僕たち二人近々結婚する予定です そのうち私にも彼の性格が分かってきた |
不動産会社 | ふどうさんがいしゃ | 부동산 회사 |
の, こと | ~것. 명사절을 이끄는 기능. の 직접적인 사항이나 구체적인 행위를 받는다. ~のを뒤에 見る 見える 聞く、聞こえる 와 같은 지각동사나 手伝う、待つ、感じる、がまんする、とめる 등이 온다. これ、運ぶのを手伝ってくれる? こと 추상적인 내용을 받는다. ∼ことを 뒤에는 命じる、約束する、提案する、考える、伝える、話す、報告する、打ち明ける 등이 온다. あした休むことを伝えた。 |
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ないと | (…ない). 어떤 조건이 성립하지 않으면 수반되는 결과가 기대 에 미치지 못하거나 성립하지 않는다는 의미 「∼なくてはない」와 「∼なければ…ない」: 急がないと(間に合わない) |
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同行する | どうこうする | <3類> 동행하다 |
見て回る | みてまわる | <1類> 둘러보다 |
わけにはいかない | ∼할 수는 없다. 불가능 ‘일반 상식이나 사회 통념, 과거의 경험에 비추어 ‘그렇게 할 수는 없다’ | |
お住まいいただける
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살 수 있다. お/ご~いただく (상대방이) 해 주시다 本日はお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございます。오늘은 바쁘신 중에 모여 주셔서 감사합니다. いつもご利用いただきまして、ありがとうございます。 항상 이용해 주셔서 감사합니다. |
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紹介 | しょうかい | 소개 |
内装 | ないそう | 내장, 내부 설비 장식 ↔ 外装(がいそう)외장 |
管理する | かんりする | 관리하다 |
全額 | ぜんがく | 전액. |
保証金 | ほしょうきん | 보증금 |
預ける | あずける | <2類> 맡기다 |
家賃 | やちん | 집세 |
家主 | やぬし | 집주인 |
返す | かえす | 되돌려 주다 |
纏まる | まとまる | 하나로 정리하다(=ものごとの筋道が整う)/뭉치다(=ひとかたまりになる)/정해지다(=決まりがつく) 上半期のビジネスの計画がまとまった。 상반기 비즈니스 계획이 정리되었다. |
まとまったお金は必要になりますけど | 목돈이 필요합니다만 | |
からには | ∼한 이상은, ∼한 바에는 =∼(の)だから、当然 「べきだ」「つもりだ」「たい」등 이어짐 引き受けたからには、責任がある。 オリンピックに出るからには金メダルを獲りたい。 |
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~(さ)せていただく | (화자가 상대방의 허락을 받아(감사)) 하다. 사역.겸양 それでは今から発表させていただきます。 先生のご著書を讀ませていただきました。 |
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(から/に)~てもらう | (상대방으로 부터)∼해 받다 (개인 に도 가능) 田中さん{から(〇)/ に(〇)} プレゼントをもらった 国{から(〇)/ に(X)}勲章(くんしょう)をもらった 友だちに空港まで迎えに来てもらった。 친구가 공항까지 마중 나와 주었다<-친구에게 공항까지 마중을 나와 받았다 「~てくれる」수익자인 주체가 화자 少しでも見てもらえたら本当に助かります = 少しでも見てくれたら本当に助かります |
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部屋探しの用語 | ||
日本での部屋の探し方と借り方を、ざっと見てみよう。
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まず、部屋を探すとき、普通はウェブサイトやスマホアプリで調べる。
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よさそうな部屋があったら、資料を請求し、連絡が来た不動産会社と相談して、実際に見に行く。
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部屋の中を実際に見ることを、’内見’という。あまり辞書に載っていない単語だが、部屋探しの場面で
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よく使われているので、覚えていて損はない。
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部屋を内見して気に入ったら、契約する。契約をするとき、たいてい入居審査がある。
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書類を揃えるのはちょっと面倒かもしれないが、不動産の人に助けてもらいながら、頑張ろう。
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入居するとき、家賃の他に、敷金と礼金を払わなければならないことが多い。敷金というのは、大雑把にいえば、
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保証金のようなものである。礼金は、毎月の家賃とは別に、入居時に払うお金のことである。そのため、最初の月は、
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3~4カ月分の部屋代を払うことになる。さらに引っ越し代もかかる。転居は楽ではない。
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引っ越しが終われば、新しい部屋での’新生活’が始まる。’新生活’という言葉には、それまでの苦労を
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忘れさせてくれる爽やかさがある。
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借り方 | かりかた | 임차 방식 cf. 借りる(かりる)他. 빌리다 |
ウェブサイト | 웹사이트 | |
ざっと | 대강, 전체적으로 | |
請求する | せいきゅうする | <3類> 청구하다 |
相談する | そうだんする | <3類> 상담하다 |
内見 | ないけん | 부동산 물건을 실제로 살펴 봄 ルームツアー, 内覧(ないらん) 内部見学의 줄임말 |
損はない | そんはない | 손해는 없다 |
契約 | けいやく | 계약 |
入居審査 | にゅうきょしんさ | 입주 심사 cf. 入居(にゅうきょ) 입주 |
揃える | そろえる | <2類> 갖추다, 가지런히 하다 |
敷金 | しききん | 보증금 |
礼金 | れいきん | 사례금 |
面倒 | めんどう | 1)성가심, 폐 2)돌봄, 보살핌 |
大雑把(だ) | おおざっぱ(だ) | <ナ形> 대충, 얼추 ワクチン開発の予算は大雑把に言って、600億円だ。 |
転居 | てんきょ | 거처를 옮김(주소를 이전), 이사(=引っ越し)(이삿짐을 옮긴다) |
楽だ | らくだ | 쉬움, 편함 |
爽やかだ | さわやかだ | 상쾌함, 산뜻함 |
敷地 | しきち | 부지, 대지 |
屋上 | おくじょう | 옥상. |
屋根 | やね | 지붕 |
日当たり | ひあたり | 양지 |
間取り図 | まどりず | 방 배치도 |
扉 | とびら | (=ドア)문 |
廊下 | ろうか | 복도 |
棚 | たな | 선반 |
天井 | てんじょう | 천장 |
居間 | いま | 거실 (=リビング)居室(きょしつ) |
台所 | だいどころ | 부엌(=キッチン)・ |
寝室 | しんしつ | 침실. |
風呂 | ぶろ | バス 욕실 |
동사 | 특수경어 겸양어 | 특수경어 존경어 |
行く, 来る | 参(まい)る | いらっしゃる: いらっしゃいませ! |
いる | おる: ~しております | いらっしゃる |
言う | 申(もう)す | おっしゃる: おっしゃる通(とお)りです |
する | 致(いた)す | なさる |
見る | 拝見(はいけん)する | ご覧(らん)になる |
食べる, 飲む | いただく | 召(め)し上(あ)がる |
知っている | 存(ぞん)じておる | ご存じだ: ご存じですか? |
15. 年末年始 | ||
ナ・ミレと同僚のゆうこは12月31日の深夜、浅草寺の初詣に取材を兼ねてやってきた。
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1時間並んで参拝を済ませた直後。(ミレは、フード付きのコートを着ている。)
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ゆうこ: すごい長蛇の列だったわりに早く順番が回ってきて、よかったですね。
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ミレ : ええ、朝まで待つんじゃないかって心配しました。
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ゆうこ: お賽銭を後ろから投げてくる人がいたけど、頭、大丈夫でした?
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ミレ : 2つ当たりました。ほんと、びっくりとしか言いようがなかったです。
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フードに入ったかなと思ったけど、ありませんでした。
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ゆうこ: あはは。 | ||
ミレ : じゃあ、今からちょっとインタビュー始めますね。
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……明けましておめでとうございます。ちょっとインタビューさせていただいて、よろしいですか。
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参拝客: ええ。 | ||
ミレ : ありがとうございます。あの、どちらからいらしたんですか。
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参拝客: 浅草です。地元なんです。
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ミレ : ああ、地元の方なんですね!どんな願い事をされたんですか。
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参拝客: 家族みんなが元気でいられますようにって祈りました。
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ミレ : ああ、いいお祈りですね。ご家族の皆様と、どうか楽しい時間をお過ごしください。ありがとうございました。
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参拝客: どうもありがとうございます。
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浅草寺 | せんそうじ | 센소지 |
初詣に | はつもうでに | 참배하러 |
直後 | ちょくご | 직후 |
長蛇の列 | ちょうだのれつ | 긴 줄, 장사진, 延々と続いている人の列をて長いヘビにたとえた表現 |
長蛇 | ちょうだ | 길고 큰 뱀 |
回ってくる | まわってくる | 돌아오다 |
お賽銭 | おさいせん | 신사에 바치는 돈, 새전 |
後ろ | うしろ | 뒤 |
投げる | なげる | <2類> 던지다 |
当たる | あたる | 맞다. |
フード | 후드 hood cf. 후드티: パーカー, フードトレーナー | |
どちらからいらしたんですか | 여성이 많이 씀. 회화체는 来(こ)られた ソウルにいらしたら遠慮なく連絡してください。 |
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地元 | じもと | 본고장, 살고 있는 지역 |
願い事 | ねがいごと | 기원, 바람 |
ように | <기원> ∼(하)도록, <목적>, <권고>, <기원>을 나타낸다. 정중표현은「~ますように」,「~ませんように」 家族みんなが元気でいられますようにって祈りました あしたは雨がふりませんように…。기원 新しい友だちと仲よくなれるように頑張ります。목적 フィッシング詐欺にだまされないように十分注意してください。주의,권고 |
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祈る | いのる | <1類> 빌다, 기도하다 |
どうか | 1)부디, 아무쪼록 =なにとぞ, 「∼(し)てください」와 잘 호응 どうかよろしくお願いします。 2)이럭저럭, 어떻게든 小遣いぐらいは自分でどうかする。 3)어떻게, 어떤지=どうにか 暑すぎてどうかなってしまいそうだ 너무 더워서 어떻게 돼 버릴 것같애 |
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過ごす | すごす | <1類> 보내다, 지내다 |
わりに | ∼에 비해서 ~인 치고는 Nの/Na-な/A-い/V-る·た + わりに 「Aわりに(は)B」‘A치고는 비교적 B’ 화자가 가지고 있던 생각이 달라 의외임 このかばんは安いわりに、品質が良い。 彼はとても親切なわりに女性に人気がない。 「わりと」 ‘비교적, 의외로’ 부사로 「Aわりに(は)B」와 달리 A를 생략하는 경우가 많다. 彼はわりと若い。 |
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~としか言いようがない | ∼라고 말할 수 밖에 없다. (동/형 보통형) 다른 가능성을 부정하고 ‘그것뿐’이라고 강하게 주장할 때 彼女は、運が悪いとしか言いようがないです。 그녀는 운이 나쁘다고 말할 수 밖에 없습니다. |
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文脈指示:「そ」/「あ」 | 현장지시: 실제로 보이는 사물이나 사물의 장소를 가리킴 문맥지시: 회화나 문장에서 언급된 말. 마음속에 떠오른 대상이나 상황을 가리킴 「そ」: 지시대상에 대하여 화자는 이미 잘 알지만, 청자가 그 지시대상에 대하여 아는지 모르는지 확실하지 않을 때 ミレ : ええ、その歌なら聴いたことがあります。네, 그 노래라면 들어 본 적이 있어요(야마다가 말하는 노래인지 아닌지 불확실) 山田 : あの歌は私が大好きな歌なんです。그 노래는 내가 정말 좋아하는 노랩니다(두 사람 다 이 노래에 대해 잘 알고 있음을 확신) 「あ」: 지시대상에 대하여 화자와 청자 모두 잘 알고 있다는 것을 전제로 할 때 ここがあの有名な浅草寺ですか 여기가 그 유명한 센소지입니까? あの時の別れを、あの時のメロディーが思い出させる。 그 때의 이별을 그때의 멜로디가 생각나게 하네. 山田 : 日本では「千の風になって」という歌が大ヒットしたんですけど、ミレさんもその歌、聴いたことあります? ミレ : ええ、その歌なら聴いたことがあります。 山田 : あの歌は私が大好きな歌なんです。 |
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年末・年始の風物詩
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‘年末年始’というのは、クリスマスの前後から1月7日頃までの期間をいう。その期間に日本の人たちは、
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どんなことをするのだろうか。
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まず、’お歳暮’と呼ばれる季節の贈り物をする。お世話になった人への感謝をこめて、食品や日用品などを贈る。
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品目は様々だが、人気があるのは、ハム、お菓子、ビール、お肉、海産物、果物などである。
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食べ物が多いが、タオルや調味料なども定番となっている。
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新年が近付いてくると、多くの家では’大掃除’をする。家の隅々まできれいにしながら、新しい年を迎える
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気分を味わう。また、意外かもしれないが、12月にはベートーベン交響曲第9番が 各地で演奏される。
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あの’第九交響曲’が、年末の風物詩なのである。
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大晦日には’年越しそば‘を食べる。ある人は、そばが長いことから長寿を願い、またある人は、そばが他の麺類より
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切れやすいことから、今年起こった悪いことを “断ち切る„ という願いを込めて食べるという。そして真夜中、
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近くの神社やお寺へ ‘初詣’ に行く。
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元旦には、家族で新年のあいさつをし、’おせち料理’ や ‘お雑煮’ をいただく。このようにして、
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1年の節目という独特な雰囲気を味わうのである。
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年末年始 | ねんまつねんし | 연말연시 |
お歳暮 | おせいぼ | 신세 진 사람에게 세밑 선물을 보냄, 세찬 |
贈り物 | おくりもの | 선물 |
日用品 | にちようひん | 일용품 |
風物詩 | ふうぶつし | 계절의 느낌을 잘 나타내는 것 |
込める | こめる | <2類> 포함하다, 넣다, 담다 想いを込めて両親に贈り物をする。마음을 담아 부모님께 선물을 드리다. |
品目 | ひんもく | 품목 |
海産物 | かいさんぶつ | 해산물 |
調味料 | ちょうみりょう | 조미료 |
定番 | ていばん | 기본적으로 정해진 물품. 대표적인 것, 정석, 기본형, 단골 메뉴 5円は読み通り「ご縁がある」のでお賽銭としては定番だ。 |
近付く | ちかづく | <1類> 다가오다 |
隅々 | すみずみ | 구석구석 |
迎える | むかえる | <2類> 맞이하다 |
味わう | あじわう | 맛보다. 체험하다 |
交響曲 | こうきょうきょく | 교향곡 |
各地で | かくちで | 각지에서 |
演奏する | えんそうする | <3類> 연주하다 |
大晦日 | おおみそか | 섣달 그믐날. 大晦日に食べるものといえば、やはり「年越しそば」だ。 |
年越しそば | としこしそば | 토시코시소바 |
長寿 | ちょうじゅ | 장수(=長生き |
断ち切る | たちきる | 끊다, 자르다 |
おせち料理 | おせちりょうり | 설 음식 |
真夜中 | まよなか | 한밤중, 심야. |
元旦 | がんたん | 설 |
お雑煮 | おぞうに | 떡국 |
節目 | ふしめ | 장수(=長生き), 단락을 짓는 시점, 매듭. 대목 今年は我が社にとって、創業50周年という大きな節目を迎える年である。올해는 우리 회사에 있어서 창업 50주년이라는 큰 대목을 맞는 해다 |